日時：平成27年5月24日（日）
場所：日本クリーニングセンタービル２階ホール
第45期 営業報告平成26年4月1日～平成27年3月31日
市況による平成２７年３月末の東京都心のオフィス空室率は、前月末比０．０１ポイント低下の５．３０％と２１カ月連続で改善しており、２００９年１月 （4.93％）以来６年２カ月ぶりの低水準となっております。
景気の回復を背景に業績が上向いている企業のオフィスを拡張する動きがみられ、副都心で手がけた複合ビルは満室で竣工しているが、都心に竣工した中規模ビルでは空室が目立ったことから、空室率の改善は小幅にとどまったようであります。
当社においては、昨年５月に新規テナント１社を誘致したが、空室は８５坪と依然厳しい状況が続いております。
老朽化に伴い空調設備、トイレの排水設備の改修工事が度重なったが、室料の増収と貸しホール、会議室の稼働率が前年比113％と依然好調であったことで営業収益は前年比２.７％増収し、辛うじて黒字決算となりました。
景気の回復により、空室の問い合わせや内覧が増えており期待しているところであります。
引き続き、役員・社員一丸で残る空室のテナント獲得に努めます。
一方、再開発の進捗状況については、平成１６年１２月に『後楽二丁目南地区再開発協議会』、平成１８年１０月には、『後楽二丁目南地区再開発準備組合』が設立され、協議会設立後１０年の間大きな進展がない状態が続いているが、昨年７月ＪＲは、飯田橋駅のホームを、西側（新宿方面）に約200メートル移設すると発表しました。現在の駅は半径 300ｍの急カーブ区間に設置されているため列車とホームとの隙間が一部大きくなっており、それを解消する安全対策が目的です。これに伴い、西口駅舎の改良、駅前広場の整備も実施され２０２０年の東京五輪前の完成を目指し工事は昨年基本設計が着手されました。
こうした動きの中で、当社が構える飯田橋南地区に大きな影響を与える可能性は高く、当社としては再開発準備組合の役員を継続し最新の情報収集を進めていく所存です。
株主各位には、今後とも一層のご協力をお願い申し上げます。
第46回 定時株主総会決議公告
株主各位 殿
さる5月24日、当社ホールにて開催された第45回定時株主総会において、下記の第１号議案より第４号議案まで原案どおり可決承認されましたのでお知らせいたします。
記
決議事項
第1号議案 第45期営業報告書、貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分案承認の件
第2号議案 取締役報酬総額決定の件
第3号議案 監査役報酬総額決定の件
第4号議案 取締役の辞任に伴う後任者１名選任の件
報告事項
後楽二丁目南地区再開発の件
